こまざわ耳鼻咽頭科声のクリニック赤坂COMPREHENSIVECAREFORVOCALPERFORMERS

お知らせ

ごあいさつ

院長メッセージ

 当院は、声の診療を専門とするクリニックです。
 院長は、これまで国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科声の相談・治療センターおよび山王病院東京ボイスセンターで声の診療に従事し、特に歌手や役者など、声を使うパフォーマーの音声障害の治療を専門として参りましたが、この度、より制約のない環境でパフォーマーに寄り添った診療を実現すべく、赤坂で開院いたしました。微力ではありますが、音楽および芸術・芸能の発展に寄与できるよう、全力を尽くす所存です。

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 当クリニックの場所は、もとはクラシックのサロンコンサートが催されるような防音スペースでした。院長はこの物件に出会ったことで、開業の決意を固めました。歌の障害は歌を聴かない限り把握できません。問診だけでは症状が伝わらない場合、防音スペースで歌唱していただいて症状を把握します。また、もともと備え付けの暖炉があったことから、面談室は暖炉のある癒しの空間にいたしました。音楽と歌を愛するすべての人々のオアシスになればいいと考えています。
 歌手・俳優・声優・ナレーター・アナウンサー・司会者といった、声のパフォーマンスそのものをお仕事としている方々やそれを目指す方々、また教師・保育士・講師・インストラクター・僧侶・牧師といった、お仕事に声が不可欠な方々、また趣味で声を使う方々は、ご自分の声について、調子のよしあしに関わらず、気になることがあるとお察しします。また、何らかの原因で声に障害を生じた方は、日常生活においても非常な不便を感じておられることと存じます。また、一般の方でも、何らかの原因で声に障害を生じたときは、日常生活においても非常な不便を感じておられることと存じます。
 声で悩む全ての方々に寄り添い、解決に導きたい。これが当クリニックの願いです。

院長紹介

  • 院長 駒澤大吾
略歴
 平成19年 奈良県立医科大学医学部医学科卒業
 平成19年 国際医療福祉大学病院初期臨床研修医
 平成21年 国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科
 平成24年 山王病院 国際医療福祉大学東京ボイスセンター
 平成28年 声のクリニック 赤坂 こまざわ耳鼻咽喉科 開院

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 奈良県育ち。大阪府立大学総合科学部で修験道など山岳宗教の研究をした後、国語教師をしながらソウル・R&Bの歌唱を故渡辺大之伸氏に師事。
 平成13年、32歳で奈良県立医学部医学科入学、平成19年 同卒業。
 卒業時から音声医学を志し、国際医療福祉大学病院で初期臨床研修終了後、平成21年から国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科および声の相談治療センター勤務。平成24年から山王病院内にある国際医療福祉大学東京ボイスセンター勤務。数多くの職業歌手の音声障害に対する治療および手術に従事。特に、音声酷使に伴う遷延性声帯炎に対する継続的治療、声帯結節・声帯ポリープに対する喉頭微細手術の経験は豊富である。また、片側声帯麻痺に対する披裂軟骨内転術など喉頭形成術も数多く執刀。全国から音声医学研修のため訪れる医師に対する指導にも定評がある。
 現在も都内ライブハウスでヴォーカリストとしても活動中。ファルセットと地声を柔軟に使い分けるスタイルで、好評を博している。

資格
 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医
所属学会
 日本耳鼻咽喉科学会
 日本喉頭科学会
 日本音声言語医学会
 日本気管食道科学会
主要著作(筆頭著者のみ)
 駒澤大吾,許斐氏元,大貫由香,渡邊雄介:嗄声を主訴とした再発性喉頭アミロイドーシスの3例. 喉頭 22:132-138, 2010
 駒澤大吾,渡邊雄介:声帯のアンチエイジングー女性の声が嗄れたり低くならないためには. Modern Physician 34:1272-1276, 2014
 駒澤大吾:生きること 声をだすこと 歌うこと. 癒しの環境19(2-3):99-104, 2014
 駒澤大吾:急性声帯炎に対するステロイド加療. Modern Physician 36:378, 2016
学会発表
 最近2年間に経験した咽頭・喉頭アミロイドーシスの3例、第21回日本喉頭科学会、前橋、2009、ポスター
 当科音声外来 診察室から訓練室へのリアルタイム声帯動画画像モニターシステムの試み、第54回日本音声言語医学会、福島、2009、口演
 片側声帯ポリープを有する男性プロ歌手の歌唱発声調節機構についての一考察、第61回日本気管食道科学会、横浜、2009、口演
 歌唱におけるpitch固定時の空気力学的変化についての一考察、第22回日本喉頭科学会、下関、2010、ポスター
 音声外科手術クリティカルパス作成の試み-披裂軟骨内転術+甲状軟骨形成術Ⅰ型と喉頭微細手術-、第55回日本音声言語医学会、東京、2010
 声帯内自家脂肪注入術が奏功した声帯奇形の一例、第23回日本喉頭科学会、旭川、2011、口演
 歌唱時に使用するミックスボイス(mixed voice)について-職業歌手を被験者とした空気力学的検査および音響分析による検討-第56回日本音声言語医学会、東京、2011、口演
 男性職業歌手の声の翻転歌唱障害に対する歌唱リハビリテーションの試み、第56回日本音声言語医学会、東京、2011、口演
 三田病院における音声外科研修について(研修医の立場から)、第24回日本喉頭科学会、金沢、2012、口演
 片側声帯麻痺症例に対する喉頭枠組み手術の術前リスク評価、第26回日本喉頭科学会、那覇、2014、口演
 片側声帯麻痺症例に対する披裂軟骨内転術+甲状軟骨形成術Ⅰ型の術前リスク評価、高知、2014、口演
 EVP(elite vocal performer)の中でも歌手に特徴的に生じる歌唱時音声障害を見分けるには、第27回日本喉頭科学会、東京、2015、公募シンポジウム
 高音発声の維持も目的とした披裂軟骨内転術の一工夫、第77回日本耳鼻咽喉科臨床学会、浜松、2015、ポスター
 Singer’s dystoniaというべき病態が推測される男性歌手の歌唱時音声障害について、第28回日本喉頭科学会、大阪、2016、口演
 Elite Vocal Performers(EVP)に特徴的に発症する、「声の裏返り」を主訴とする歌唱時音声障害の診断・治療について、第61回日本音声言語医学会、横浜、2016、公募パネルディスカッション

当クリニックの特徴

 当クリニックは、耳鼻咽喉科のなかでも声の障害に特化したクリニックで、特に歌手や役者など、
声を使うパフォーマーの音声障害の治療を得意にしています。当クリニックの特徴は、以下の通りです。

声帯の精細な診察

最新のストロボスコープと4Kモニターを用い、声帯の振動を観察します。

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 声の原音を生み出す声帯を診察するには、声帯の形を、動きの中で捉えなければなりません。単に声帯が腫れているというような形状の評価のみをするのではなく、その腫れが、どの程度正常な振動と閉鎖を邪魔しているかを評価しなければなりません。
 声帯結節や声帯ポリープといったポピュラーな疾患も、単にそれが存在するということだけではなく、声帯のどの位置に存在し、どの高さのどういう発声の時の振動・閉鎖を邪魔しているかを観察しないと、パフォーマーにとっては意味がありません。また、歌唱ジャンルや個人のスタイルによっても声帯の使い方はバリエーションがありますので、加味して評価することが必要です。
 ポピュラー音楽においては地声と裏声を分けて考えるのが通例ですが、声帯の振動は地声と裏声とでは異なりますので、声帯の腫れ具合によっては、地声だけ、裏声だけ、ある高さだけの不調が出てきます。一方、場合によっては、声帯が腫れていても特に歌唱の障害の原因にならず、声に独特のニュアンスを加味する個性の源になっていることもあります。
 声帯の動きは、本来は毎秒100回を超える振動をしているため、肉眼で捉えることは不可能ですが、ストロボスコープという機器を使うことでスローモーション化して見ることができます。
 当クリニックでもストロボスコープを用い、撮影したスローモーションの声帯の動きを最新の4Kモニターでご本人と一緒に見て丁寧に説明いたします。声帯の様子は自由にスマートフォンなどで撮影していただけます。
 声の症状の原因が本当に声帯の腫れにあるのかどうか十分に検討し、真の原因を探り、様々な治療方法を提示します。

フルボイス歌唱での診察

完全防音の発声室を備え、実際の歌唱をしていただいて症状を把握します。

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 歌声に不調があっても、日常会話の声にはさほど症状があらわれないことが多いため、一般の耳鼻咽喉科を受診しても、症状自体がうまく伝わらないことがあるのではないでしょうか。
 当クリニックは、診察室以外に、もともとサロンコンサートが催されていた完全防音の発声室を備え、必要な場合にはそこで実際の歌唱をしていただいて症状を把握します。
 天井高3.1mの響きの良い空間でPA設備も備えており、あらゆるジャンルに対応できます。診察だけでなく、歌唱発声のリハビリも、気持ちの良い空間で十分にしていただけます。

声の緊急事態に対応

可能な限りパフォーマーの声の緊急事態に対応します。

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 近年、空前のライブブームで、ポピュラー音楽の歌手のスケジュールはどんどんタイトになっています。また、演劇や声優の世界も同様の傾向にありますので、声のパフォーマーにとって、声帯のコンディションは保ちにくくなる一方です。コンディション管理が最も厳しいクラシックや、パフォーマーの数が少ないために一人当たりの公演数が多い伝統邦楽においても、声の緊急事態にすぐに対処できる医療機関が望まれています。当クリニックは、パフォーマーの皆さんがアクセスしやすい赤坂サカス直近にあり、可能な限り診療時間を延長、日曜日診療を実施するなどして、パフォーマーの声の緊急事態に対応します。
 声帯の炎症が声の不調の原因である場合、程度にもよりますが、タイトなスケジュールの中で回復を図るにはステロイド等の点滴治療が必要になることもあります。当クリニックでは、可能な限り副作用の軽減に配慮して行います。

歌唱のリハビリに対応

歌唱発声の特殊な不調状態に対して、リハビリテーションを行います。

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 歌声の不調の中には、声帯という楽器そのものには何の障害もないのに、演奏方法の不調に陥ってしまっているタイプのものがあります。この場合、単なる声のかすれではなく、それまで何の問題もなかった音域でコントロール不能な声の裏返りや途切れが生じることが特徴です。いわば歌声のスランプですが、自分の力ではなかなか戻すことができず、厄介です。
 当クリニック院長は、わが国で唯一、以前からこの状態について学会発表を継続して行い、リハビリテーションによる治療を自ら行ってきました。当クリニックでも継続して歌唱のリハビリテーションを行います。
 なお、リハビリテーションの対象になるのは、可能だった歌唱が不可能になった場合で、単に歌唱技術が未熟な場合は病的なものではありません。未熟歌唱の場合には、当クリニックが信頼するボイストレーナーを紹介することも可能です。
 また、一般の方の話し声の不調に関しては、専門職の言語聴覚士がリハビリテーションを行います。当クリニックには言語聴覚士が在職しておりませんので、主に山王病院内東京ボイスセンターに紹介いたします。

山王病院 国際医療福祉大学東京ボイスセンターとの連携

東京ボイスセンターと緊密な連携のもとに診療を行います。

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 当クリニック院長は、東京ボイスセンターでの手術執刀および外来診療も継続しており、声帯結節・声帯ポリープなどで、全身麻酔での喉頭微細手術が必要な場合、自身がボイスセンターで手術を行います。また、上記のように一般の方の話し声の不調に対しても、ボイスセンターに紹介し、言語聴覚士がリハビリテーションを行います。

声の健診(ボイスドック)を実施

気軽に声帯の状態をチェックできるよう、声の健診を実施しています。

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 パフォーマーにとって、声帯の健康を保つことはとても大切なことですが、自分自身で声帯の状態をチェックすることは簡単にできるものではありません。特に症状がない時に、わざわざ医療機関を受診して声帯の状態をチェックすることは、わが国ではまだ一般的ではありません。
 欧米では、音楽学部に入学した時、ある公演に参加することが決まった時などに、ベースラインチェックとして、特に症状がなくても喉頭医を受診して声帯の状態をチェックすることが一般的になってきています。
 当クリニックでは、パフォーマーの方が、特に声の症状がなくても気軽に声帯の状態をチェックすることができるよう、声の健診を実施します。ストロボスコープによる観察のほか、発声機能検査や音響分析を行い、現在の声帯および発声の状態について詳しく説明いたします。このことによって、声の障害を起こすリスクを認識し、以後の活動に役立てることができます。また、実際に声帯に傷害が生じた場合にも、ベースラインとの比較からその程度を正確に評価することができ、治療がスムーズに進みます。
 声の健診は基本的には自費診療となります。

その他の特色ある診療

Bスポット(上咽頭処置)

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 のどと鼻の間、ちょうど口蓋垂(のどちんこ)の裏のあたりを上咽頭といい、とても大切な部分です。上咽頭は、風邪のひき始めにまず炎症が起こる部分であると同時に、慢性炎症がある場合には、風邪をひきやすくなると言われています。また、口蓋垂の動きに密接に関わることから、声の響きの調節にも関係がある部分です。
 Bスポットは、上咽頭の炎症を整える処置として、日本で考えられた治療法です。当クリニックでも、風邪の初期・風邪の予防・鼻声成分の調節不調などに有効だと考え、積極的に実施しています。

一般耳鼻咽喉科

その他、声以外の、みみ・はな・のどの一般耳鼻咽喉科疾患についても診療いたします。

歌声と声帯の基礎知識

・声をコントロールする3要素

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 声の調節は、呼吸・声帯・共鳴腔の3要素に分けて考えると理解しやすく、まず自分の声の問題点がどこにあるのかを把握することが何よりも大切です。呼吸は声のエネルギー源、声帯は音のもと(原音)を作る部分、共鳴腔は「ことば」と「響き」を加える部分です。このうち医療の対象になるのは圧倒的に声帯であることが多いのですが、声帯には感覚が乏しいため、これを直接コントロールするのは極めて難しい作業です。そこで、呼吸と共鳴腔の助けを借りて、声帯を調節することが必要になってきます。

・声帯のコントロール

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 声帯をコントロールする筋肉は、5対10本もあり複雑ですが、声帯で調節される音の要素は、高さ・息混じりの程度・地声裏声の程度という3つに集約されます。高さは声帯の縦方向の引っ張り具合、息混じりの程度は声帯の後ろの開き具合(V字の角度)、地声裏声の程度は声帯全体の厚みの具合で決まります。これらは相互に関係しあっていますが、特にポピュラー音楽の歌声の調節で最も大事なのは声帯の厚みで調節される地声裏声の程度です。

・地声と裏声について

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 声帯の中には内筋(甲状披裂筋)があり、声帯の厚みを調節しています。内筋が収縮すると声帯は厚くなり、振動の中で閉じている局面の圧着度が増し、声としては地声となります。これをストロボスコピーで観察すると、まず声帯の接する部分(遊離縁)の下側(下唇)が接し、ついでローリングするように上側(上唇)まで接し、離れていく様子が観察できます。一方、内筋が弛緩すると声帯は薄くなり、閉じている局面でも声帯の縁の上唇だけが接するか離れたままとなり、声としてはいわゆる裏声となります。しかし、特にポピュラー音楽の歌唱においては100%の地声や裏声というのは中心的に使う声ではなく、その両者の要素が入った声を用いることが普通です。この場合、内筋は、声を高くする筋肉(前筋・輪状甲状筋)に引っ張られながら、それと拮抗して(バランスをとって)収縮を保ち、厚みをある程度残す必要があり、極めて精緻なコントロールが必要な状況です。いわゆるミックスボイスというのはその状況をさしていると考えられますが、バランスをとる位置も、地声寄りから裏声寄りまで、無限の段階があるといえます。これが完全にうまくいった場合、地声と裏声が完全につながった声が実現します。逆にこの調節が不調に陥ると、歌唱中に声が裏返ったり詰まったりします。

・声門共鳴相互作用と準閉塞声道について

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 声帯の調節は、それを単独で行おうとしても、感覚がないのでうまくいきません。そこで、自然に声帯の調節がうまくいく音を使って練習・リハビリをすることが必要になってきます。ハミングなど出口の狭い共鳴腔には、声帯を安定させる働きがあるので、非常に有用です。

・日本語の歌唱について(院長による仮説です)

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 声には大きく分けて声帯が振動して出る音が含まれる有声音と、声帯を呼気が素通りして(その時は声帯から音が鳴らないように、声帯は開いています)、口に近い位置で主に舌を使って鳴らす無声音があります。日本語という言語は、標準的にはほぼ全ての音節が母音で終わる開音節言語で、母音の要素が強い言語です。母音は有声音であるため声帯の閉鎖度が高く、子音特に無声子音の目立たない言語だということができます。このような特徴のある日本語をメロディーに乗せる場合、特に無声子音を伴う音(カ行・サ行・タ行)を高くする音の移動で歌う場合、声帯は極めて速いスピードで精密な調節を遂行する必要があります。ごく短時間声帯を開いて無声子音を口腔内で発した後、すぐに、声帯を閉じるのですが、その際に内筋は前筋と拮抗しながら最適な収縮を行わなければなりません。この調節は非常に微妙で、コンディションの悪い中で無理に歌ったり、複数ジャンルの歌唱法をへいこうして行ったりすると、調節障害に陥ることがあります。前述した歌唱中の調節不調で裏返ったり詰まったりするのは、この場面で最も頻繁に生じます。

・声帯を守ろう(声帯の器質性疾患およびコンディショニングについて)

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 声帯は基本的には丈夫な器官で、1秒間に数百回の振動を繰り返しても、きちんとケアすればその健康を保つことができます。ケアとして最も重要なのは、吸入器を用いた吸入と、クーリングダウンとしてのハミングの励行です。とくにハミングは、歌唱後に行うことで、そのあとに生じる声帯の炎症を減弱させる効果が証明されています。
 しかし、いかにケアをしたとしても、限度をこえた強度や長時間の発声で、声帯は炎症をおこします。声帯に加わった物理的刺激で声帯内の血管から液体成分の漏出が生じ、腫脹(はれ)がおこります。これが固定してしまったものが声帯結節です。一方、さらに強い刺激が加わって声帯内の血管が破綻し、出血した後に、出血内の成分が吸収されずに残ったものが声帯ポリープです。声帯結節と声帯ポリープは、声帯の振動と閉鎖の邪魔になって、歌声の障害を起こす最も重要な原因です。
 一方、長く歌唱を続けていると、声の持久力が低下してくる場合があります。これは、長年にわたる炎症で、声帯内の血管が発達し、特に横方向に伸びる血管からの液体成分の漏出が多くなるためだと考えています。院長は、その治療をライフワークとしています。

QandA

 保険診療はおこなっていますか?おおよその料金は?

 当クリニックは保険医療機関です。したがって何らかの声の症状がある場合、保険診療でまかなえます。声帯をチェックするファイバー検査、音声の専門的検査、治療全てが保険診療です。
 重度の声帯炎で本番が近い場合、声帯チェックをして点滴・院外処方などを行うと、3割負担で約¥5000となります。また、長期間声の不調を抱えていてその原因を究明するための受診の場合、声帯のチェックの他に、詳細な声の検査(音声機能検査・音響分析)を行うことが望ましいですが、この場合は3割負担で約¥7000となります。
 一方、声に何も症状がない場合に、自分の声帯をチェックしたい時などは受診ではなく健診となり、料金は自費となります。声帯のチェックのみで ¥5000、声帯チェック+音声の詳細な検査 ¥10000 等です。
 また、歌声の特殊なリハビリも、それだけで受診する場合は自費診療となります。料金は内容により異なります。レクチャーのみ ¥3000(20分)、レクチャー+レッスン¥4000(20分)が標準的料金です。

 予約の取り方を教えてください。

 基本的にはお電話での予約をお願いいたします。お電話が繋がらない時間帯のみ、web予約をお願いしておりますが、web予約の枠が埋まっていても、お電話していただくと予約可能な場合があります。

 駐車場はありますか?

 申し訳ありませんが、当クリニックの専用駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用下さい。赤坂Bizタワー地下駐車場が便利です。

 薬の処方について教えてください。

 基本的には院外処方ですが、時間に余裕がない場合などには院内処方も薬によっては可能ですので、受診時に医師にお伝え下さい。

 診察の様子を人に聞かれたくないのですが。

 当クリニックの発声室は防音室ですが、診察室も、ある程度の防音壁・防音ドアとし、診察の様子が待合室にあまり聞こえないように配慮しています。

 ボイストレーニングはしていただけるのでしょうか?

 当クリニックはあくまでも医療機関です。医療は、患者さんが障害を受ける前の元の状態に戻すこと、すなわちリハビリテーションが役割です。したがって、元の状態よりもさらによい状態を目指す、ハビリテーションは、医療の守備範囲外だと考えています。いわゆるボイストレーニングはリハビリテーションではなくハビリテーションに含まれると考えられるため、基本的には当クリニック内では行ってはいません。ただし、現在の歌唱スタイルでは障害の反復が予想される場合、疾病予防としての歌唱訓練は希望がある場合行います。

 声の調子が悪いのに稽古が続き、困っています。本番のどれくらい前に受診すれば、間に合いますか?

 ご質問が声帯炎の場合とすれば、なるべく早く受診いただくのがよいと思います。声帯炎を無処置のまま稽古を続ければ、どんどん悪化する可能性もあります。ただ、どうしても早期に受診できない場合もあるかと思います。ジャンルや声帯炎の程度にもよりますが、本番3日前に受診して集中的な治療を受けていただければ、何とかしのげる場合が多いと考えています。

 声の症状以外はどんな病気に対応していますか?

 耳鼻咽喉科専門医として、みみ・はな・のどの一般的な疾患に対応いたします。また、当クリニックの治療だけでは不十分と考えられる時は、速やかに他病院を紹介いたします。

診療案内

診療科目

耳鼻咽頭科

診療時間
10:00~13:00
(12:30受付終了)
15:00~18:30
(18:00受付終了)

休診日

火曜・木曜・日曜午後・祝日

お問い合わせ

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およそ1週間のご猶予をいただきます。

受診予約や混雑具合のお問い合わせなど、 受診に関する内容は、
直接お電話くださるか、web予約をお願いいたします。

アクセス
〒107-0052
東京都港区赤坂5-1-34 クォーターハウスビル4F

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